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費用面のデメリット⑧法人の資産と個人の資産の区別が厳密になる 会社設立のメリット

 会社設立をするメリットの項で個人事業と法人の資産が区別されていることを説明しましたが、それによってメリットだけではなく、デメリットも生じます。
 個人事業の場合、事業資金に自由に出し入れすることができます。会計処理の際には事業主借と事業主貸という2つの勘定科目を使えば、問題なく行えるのです。
 ところが、法人の場合は個人が勝手に資金に手をつけることはできません。例え自分一人の会社であっても、会社の資金の個人的な利用はできません。もし使う場合は、法人から役員に貸し付けたという形になり、厳密な処理が必要になります。
 この点は個人事業主が法人化すると不自由に感じることも多いと思います。

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